・糖質
吸収の早い糖質はブドウ糖、マルトデキストリンが該当致します。ブドウ糖は消化の必要がなく即効性がある一方、浸透圧の関係で胃もたれ、下痢などを引き起こすこともあります。それに対して、高分子の糖質は浸透圧が低く、胃もたれや下痢をしにくいとされます。
ある研究では、平均23歳のベテラントレーニー16名を対象に、体重1kgあたり1.2gの糖質を含んだ溶液(濃度10%)を飲ませましたすると、インスリンは低分子・高分子共に40分後にピークを迎えます。しかし、グルカゴンは低分子の方が早く低下しました。
こちらの研究では、被験者のグリコーゲンを枯渇させた状態で行なったため、運動前に十分な糖質を摂取した場合はあまり変化が無いかもしれません。また、運動前の食事は、高脂肪の方がグリコーゲンの節約になる為効果的だという報告も上がっています。
運動量が多いトレーニングをする場合は1日2回など複数回運動する場合(1回目は技術練習・2回目はウエイトなど)運動中に糖質を摂取するメリットが大きと言えます!!