女性の多くが悩んでいる生理痛、先天的に痛みや倦怠感が出やすいという体質の人もいますが、実は食事内容によってもその痛みがより強くなったり、逆に緩和する方向に持っていくということも可能なのです。
ただし、生理痛を助長する食品を摂取したから痛みがすぐ起きたり、緩和する食品を摂取したからすぐ痛みがなくなるというわけではなく、毎日継続する事で効果が発揮されるということは念頭においといてくださいませ。
生理痛を助長する食品について、下記が挙げられます。
1 体を冷やす食べ物
身体の冷えは、生理痛が悪化する原因の一つです。
体が冷えて血行が悪くなると、子宮の筋肉が凝り固まったようになり、うまく子宮内膜を排出する事ができなくなります。
すると、子宮を収縮させようとプロスタグランジンの分泌量が増加し、さらに強い子宮収縮が起こります。
冷たい飲み物や食べ物は体を冷やすので、できるだけ控えましょう!
2 アルコール
アルコールは体内に入ると水を使用した加水分解という方法で、アセトアルデヒド→酢酸→水というふうに分解されていきます。
アセトアルデヒドが出されるタイミングでヒスタミンが多く分泌されます。
3 オメガ6脂肪酸
摂取すると体内でアラキドン酸に変換され、プロスタグランジンに変わります。
炎症反応が身体の中で起きると、その炎症部位はブラジキニンという成分が分泌されます。
プロスタグランジンはブラジキニンと相互反応を起こすため、お互いに痛みを助長し合います。
4 砂糖
糖分はいわゆる白砂糖ですが、白砂糖は血糖値を急激に上昇させてしまいます。急激に上昇した血糖値は、大量に放出されたインスリンにより急激に低下し、それにともなって体温も低下します。
生理中はついつい甘いものが食べたくなってしまいますが、糖分は冷え症の元になってしまうので、とり過ぎには注意しましょう。
今あげた食品は普段から、特に生理前は摂取しないようにすると生理痛緩和に繋がります。
参考にしてみてください!!!