【酵素の働き】
2024/10/08

【酵素の働き】

酵素とは

体の中では、さまざまな化学反応が起こっています。それぞれの反応を引き起こすために触媒として必須のたんぱく質が酵素です。ヒトを含む生物が、摂取した食べ物を消化・吸収・代謝したり、体の中で起こるほとんどの化学反応には、酵素がなくてはなりません。しかし酵素は、それぞれある特定の反応しか触媒することができません。例えば、たんぱく質を分解する酵素は、たんぱく質を分解することしかできず、でんぷんや脂質を分解することができません。でんぷんや脂質を分解するためには、また、別の酵素が存在し、それぞれ、でんぷんや脂質しか分解できないのです。これを酵素の特異性と呼びます。そのため、ヒトの体内には、約5,000種類もの酵素があると言われています。

酵素の性質

ほとんどの酵素の主要な構成要素はたんぱく質です。そのため、他のたんぱく質と同じように加熱により構造が変化して、酵素の機能を失ってしまいます。

 もう一つの大きな特徴は、限られた環境条件の下でしか、働かないことです。多くの酵素はヒトや動物の体内で働くために、摂氏35度から40度の温度で最もよく働きます。さらに、それぞれの酵素で、ある特定の範囲のpH(酸性かアルカリ性かを示す指標のこと)の条件の下でしか、酵素は働くことが出来ません。ヒトの体液のpHは7.35〜7.45なので、多くの酵素は中性付近のpHで最もよく働きます。しかし、胃の中は胃酸により強い酸性であるため、胃で働くたんぱく質を分解する酵素であるペプシンは、pH2という非常に低いpHの条件下で最も活性が高くなり、中性付近ではほとんど働きません。

酵素の働き

酵素は、消化、吸収、代謝など、体の中のあらゆる反応になくてはならないものです。

体の中で働く酵素の中で、大事なものの一つが食べた食品を消化する酵素です。消化酵素は大きく分けると、でんぷんを分解する酵素、たんぱく質を分解する酵素、脂質を分解する酵素に分けられます。でんぷんをブドウ糖に分解する酵素はアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解する酵素はプロテアーゼ、脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解する酵素はリパーゼと言います。プロテアーゼの中にも、例えば、消化酵素のペプシン、トリプシン、キモトリプシンや、パパイヤに含まれているパパイン、パイナップルに含まれているブロメラインなど多くの種類があります。

 また、体の中では消化の他に代謝においても重要な役割を果たしています。

 吸収された栄養素からエネルギーを作り出す反応、体内の有害物質を処理し尿などと一緒に排泄する反応の他、体の成長、免疫反応、体の調節機能などにかかわる多くの反応に酵素が関与しています。

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