【ロイシンの効果】
2024/08/29

【ロイシンの効果】

私たちの体を構成する要素として一番多くを占める物質は、水です。
そして、水の次に多い物質が、今回ご紹介する「ロイシン」が属するアミノ酸になります。

アミノ酸は全部で20種類あり、そのなかでも、体内で合成できない9種類を必須アミノ酸と呼びます。ロイシンはこの必須アミノ酸の一つで、おもに筋肉量を増やしたり、維持したりすることに関与する栄養素です。

ここからは、そのロイシンの具体的な役割や摂取目安量について詳しくみていきましょう。

ロイシンとは

ロイシンは、必須アミノ酸のうちの一つです。

必須アミノ酸はロイシンのほか、バリン・イソロイシン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン(スレオニン)・トリプトファン・ヒスチジンの9種類で、これらは体内で合成できないため、日々の食事から摂取しなければなりません。

とはいえ、ロイシンはほとんどのたんぱく質に含まれるため、通常の食事をしている限り不足することは考えにくいとされています。必要量の摂取に関して、過度に敏感になる必要はないでしょう。

また、9種類の必須アミノ酸のうち約30~40%を占めているのが、ロイシン・バリン・イソロイシンで、この3種をまとめて分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼んでいます。必須アミノ酸のなかでも、筋肉に深く関与するのがこのBCAAです。

特にロイシンは、アミノ酸のなかでも最も多くの量を必要とする栄養素であることから、その具体的な役割や摂取目安量について知っておくと、筋肉量を意識し、理想的な体づくりを目指したい人には有用といえるでしょう。

ロイシンの主な働き

ロイシンは必須アミノ酸のなかでも、筋肉量の維持・増加につながるたんぱく質同化作用が強いことが知られています。

人体における筋量を左右しているのが、たんぱく質の同化作用と異化作用です。栄養摂取や運動により同化作用が高まり(筋量増加)、その一方で空腹やストレスにより異化作用が働き、筋量はそれぞれの作用のバランスによって決定されます。

しかし、酸化ストレスなどの原因で異化が強まり、その刺激が同化を上回ると、筋肉は委縮傾向に陥ることになります。ロイシンをはじめ、必須アミノ酸は、筋肉に関与するたんぱく質合成を促進することによって同化作用を誘引する働きを持つことから、筋肉量を維持することに一役買っているのです。

筋肉を肥大させたい方にとってもロイシンは欠かせません。筋肥大を目指すには、相応のトレーニングに併せ、適切なタイミングでの必須アミノ酸の摂取が必要です。

具体的には、トレーニング開始直前とトレーニング終了時にたんぱく質や必須アミノ酸などを摂取することが有効とされています。このときに摂取した栄養素による筋たんぱく質の合成促進には、ロイシンが深く関与しているという見方があるのです。

通常、人が運動する際に消費するエネルギーの供給元は糖質と脂質です。ただし、ハードな運動などをこなした際に代謝されるエネルギーは、たんぱく質やアミノ酸からも供給されると考えられています。

ロイシンを含むBCAAは、その際のエネルギー源になりやすい物質です。高強度の運動はもちろんのこと、運動の習慣のない人が軽度な運動を行なった場合でも血中のBCAAは減少するため、体を動かすときにBCAAを補給し代謝させることで、持久力のアップなど、効率的な運動を行なう際に有用とされています。

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