こんにちは!
Y BODY STANDARD 麻布十番店トレーナーのYUKIです!
最近では女性だけでなく男性もお尻をトレーニングする人が増えてきていますが、お尻よりも足に
効いてしまう。と困っている方も少なくないと思います。
本記事ではお尻のトレーニングが苦手な方、そもそもお尻のトレーニングって何があるの?といった
疑問を持っている皆様に向けて、お尻の筋力トレーニングを徹底解説していきます。
・自宅でできるヒップアップのトレーニング種目とフォーム解説が分かります。
・結果を出すためのトレーニングのポイントが分かります。
それでは解説して行きます。
1. スクワット (Squats)
自重スクワットのやり方
姿勢を整える
• 足を肩幅程度に開き、つま先をやや外側に向けます。
• 手は体の前で組むか、バランスを取るために前に伸ばしておきます。
腰を引きながらしゃがむ
• 背中をまっすぐに保ったまま、腰を後ろに引きながらゆっくりと膝を曲げていきます。
• このとき、膝がつま先よりも前に出ないように意識し、膝が内側や外側に傾かないよう注意します。
• お尻を少し突き出しながらしゃがむことで、より効果的にお尻の筋肉を刺激できます。
太ももが床と平行になるまでしゃがむ
• 太ももが床と平行になる位置までしゃがむのが理想ですが、最初は無理せず、自分ができる範囲でOKです。
• 体が丸まらないように胸を張り、目線は前方に向けましょう。
元の姿勢に戻る
• 足で床を押し上げるようにして、ゆっくりと立ち上がります。
• 立ち上がるときにお尻の筋肉を意識して締めることで、さらにヒップアップ効果が高まります。
繰り返す
• この動作を1回とし、10〜15回を1セットとして3セット行うのが目安です。
• 休憩を挟みながら行うことで、負荷がかかりすぎず、正しいフォームを保てます。
自重スクワットのポイント
• 背中をまっすぐ保つ:丸くならないように、胸を張って目線を前方に保つことで、姿勢が安定します。
• 膝の位置を意識する:膝がつま先より前に出ないようにし、膝が内側や外側に向かないよう注意しましょう。これにより、関節を守りながら効果的に鍛えられます。
• ゆっくりとした動作:速く動くよりも、しゃがむときも立ち上がるときもゆっくり行うことで、筋肉にしっかり負荷がかかり効果が高まります。
• 呼吸を意識する:しゃがむときに息を吸い、立ち上がるときに息を吐くことで、体に酸素が行き渡り、力を出しやすくなります。
よくある間違い
• 膝が内側に倒れる:しゃがむときに膝が内側に倒れると、関節に負担がかかるため、足全体でしっかり体重を支え、膝の位置を安定させましょう。
• 背中が丸まる:腰や背中を痛める原因になるので、胸を張り、自然な背中のラインを保ちます。
• かかとが浮く:かかとが浮かないように注意しましょう。足全体でしっかり地面を踏むことで、バランスが保たれます。
おすすめの頻度
• 初心者は週2~3回から始め、慣れてきたら回数やセット数を増やしても良いです。
2. ブルガリアンスクワット (Bulgarian Split Squat)
ブルガリアンスクワットのやり方
準備
後ろ脚を置く台や椅子を用意します。台は膝の高さか、それより少し低い程度が理想です。台が高すぎると膝に負担がかかりやすくなるため注意してください。
スタートポジション
• 台の前に立ち、片方の足を後ろに伸ばして台の上に置きます。
• 前脚は体の少し前に出して、バランスをとりやすい位置に置きましょう。
• 手は腰に置くか、胸の前で組んで安定させます。
姿勢の確認
• 前脚の膝がつま先を越えないように調整します。
• 背筋を真っ直ぐに伸ばし、軽く前傾する姿勢を保ちます(上体が前に倒れすぎないように注意)。
• 視線は前方に向け、体幹を意識してしっかりと安定させます。
動作
• 息を吸いながら、後ろ脚を支えにして体をゆっくり下ろします。
• 前脚の太ももが床と平行になるまで、または軽くそれ以下になるまで体を下ろします。
• この時、前脚の膝がつま先を越えないように注意します。
• 床についていない後ろ脚はあくまで補助として使用し、前脚の力を主に使って体を支えます。
戻す動作
• 息を吐きながら、前脚のかかとでしっかり床を押して元の姿勢に戻ります。
• 膝を完全に伸ばしきらず、筋肉に負荷をかけ続けるイメージで繰り返しましょう。
繰り返し
• 一方の脚で10~15回を目安に行い、その後反対側の脚も同様に行います。
• 片脚ずつ3セットほど行うと効果的です。
ポイントと注意点
• 膝の位置を意識: 前脚の膝がつま先より前に出すぎると膝に負担がかかります。膝とつま先は同じ方向を向くように調整しましょう。
• 体幹を安定させる: フォームが崩れないように、コアをしっかり意識して行います。
• バランスが難しい場合: 片脚でバランスを取るのが難しい場合は、手を壁に軽くついて支えにすると良いでしょう。
• 呼吸を意識する: 力を入れるときに息を吐くようにすることで、より効率的に力を発揮できます。
効果
• 太もも(大腿四頭筋): 前脚の太もも全体が鍛えられます。
• お尻(大臀筋): 大臀筋が大きく関与し、ヒップアップに効果的です。
• ハムストリングス: 後ろ脚や太ももの裏側も刺激されます。
• バランス力の向上: 片脚で行うため、バランスをとる力や体幹の強化にも繋がります。
ブルガリアンスクワットはフォームがとても重要なので、慣れるまでは鏡で自分の姿勢を確認したり、誰かに見てもらいながら行うと、正しいフォームを維持しやすくなります。
3. ヒップスラスト (Hip Thrust)
必要な準備
自重ヒップスラストを行う際には、背中を支える台(ベンチやソファなど)があるとやりやすいです。なければ、床の上でも行えます。
スタートポジション
• 台を使う場合
台の縁に肩甲骨の下あたりが当たるように背中を預けます。膝を90度に曲げ、足を肩幅くらいに開き、足裏がしっかりと床につくようにセットします。
• 床で行う場合
床に仰向けになり、膝を曲げて足裏を床につけます。腕は体の横に置き、支えるようにします。
正しいフォームで動作を行う
姿勢の準備
あごを軽く引き、背中を丸めないようにして、頭から腰までが一直線になるように意識します。骨盤を少し後ろに傾けて、腰の反りを防ぎます。
動作
お尻とハムストリングスを使って、腰をゆっくりと持ち上げていきます。この時、膝から肩までが一直線になるまで腰を上げることを目指します。上体が伸びきった状態で一瞬キープし、お尻の筋肉がしっかりと収縮するのを感じましょう。
戻す
ゆっくりと腰を下ろし、元の位置に戻りますが、床やベンチに完全に座り込むのではなく、お尻が少し浮いた位置でストップするのがおすすめです。
ポイント
• 呼吸
腰を上げる際に息を吐き、下ろす際に吸うようにします。
• フォームの意識
腰が反らないように注意し、動作中は常にお尻とハムストリングスに意識を集中します。
• 動作のスピード
勢いに頼らず、コントロールしながらゆっくりと動作を行うことが大切です。特に持ち上げた状態で1秒ほど静止すると、より効果が高まります。
回数とセット数
初めて行う場合は、10〜15回を1セットとして、2〜3セット行うのが目安です。慣れてきたら回数やセット数を増やしたり、片脚で行うシングルレッグヒップスラストなどに挑戦すると効果的です。
注意点
• 腰や膝に痛みがある場合は無理をせず、フォームを確認しましょう。
• 台を使う場合は、台が動かないようにしっかりと固定します。
• 余裕が出てきたら、重りを持って負荷を追加する方法もありますが、まずは正しいフォームを身につけることが重要です。
自重ヒップスラストは、負荷を自由に変えやすく、フォーム次第でかなりの効果が得られます。ぜひ取り入れてみてください!
4. ランジ (Lunges)
スタートポジション
• 足を腰幅に開いてまっすぐ立ちます。
• 胸を張り、背筋をまっすぐ伸ばして、視線は正面に向けます。
• 手は腰に置くか、バランスを取りやすい位置にします。
正しいフォームで動作を行う
1. 一歩踏み出す
片足(右足から始めると仮定)を前に大きく一歩踏み出します。後ろ足(左足)はその場に残し、つま先を立てたままにします。
2. 膝を曲げる
前に出した足(右足)の膝をゆっくりと曲げながら体を下ろします。膝が約90度に曲がり、前足のすねが地面に対してほぼ垂直になる位置を目指します。
• 前の膝(右膝)がつま先より前に出ないように注意しましょう。膝がつま先を超えると、膝関節に負担がかかるため、膝とつま先が一直線になるのが理想です。
• 後ろの膝(左膝)は床に軽く近づけるようにし、床に触れる手前で止めます。ここでお尻と太ももの筋肉に負荷がかかっているのを感じましょう。
3. 元の位置に戻す
前足(右足)で地面を押しながら体を持ち上げ、元の立ち姿勢に戻ります。後ろ足はその場に残り、前に踏み出した足を引いて戻します。
4. 反対側も同じように
左足を前に出して同様の動作を繰り返します。
ポイント
• 呼吸
体を下げるときに息を吸い、持ち上げるときに息を吐くようにします。
• 姿勢の意識
背中をまっすぐに保ち、上体を起こしたまま行います。前かがみにならないように気をつけましょう。
• 動作のスピード
勢いを使わず、コントロールしながらゆっくりと行うことが大切です。
回数とセット数
• 初心者の場合
各脚10回ずつを1セットとし、2〜3セット行うのが目安です。
• 慣れてきた場合
回数を15〜20回に増やしたり、セット数を3〜4セットに増やすとさらに効果的です。
バリエーション
• ウォーキングランジ
一歩踏み出した後に元の位置に戻らず、そのまま次の一歩を前に踏み出しながら行う方法です。脚の筋肉により連続した負荷がかかり、さらに効果が高まります。
• ジャンピングランジ
ランジのポジションからジャンプして左右の足を入れ替えます。瞬発力が必要なため、脚力や体幹を鍛えるのに効果的です。
• サイドランジ
横に踏み出すランジで、内もも(内転筋)を重点的に鍛えたい場合に有効です。
注意点
• 膝とつま先の位置
膝がつま先より前に出ないように注意し、膝に負担がかかるのを防ぎます。
• 痛みがある場合
膝や腰に痛みを感じたら無理をせず、フォームを再確認するか、他のエクササイズに切り替えましょう。
自重ランジは筋肉への負荷を調整しやすく、全身のバランス力も鍛えることができるので、定期的に取り入れると効果的です。
5. ドンキーキック (Donkey Kicks)
スタートポジション
1. 床に四つん這いで構える
両手と膝を床につけ、四つん這いの状態から始めます。
2. 手と膝の位置
両手は肩幅、膝は腰幅に開き、手は肩の真下、膝は腰の真下にくるようにします。
3. 姿勢の確認
背中をまっすぐに保ち、顔は床に向け、首をリラックスさせます。骨盤を安定させ、体幹に軽く力を入れます。
正しいフォームで動作を行う
1. 片脚を持ち上げる
片脚(右脚から始めると仮定)をゆっくりと後方に蹴り上げるように持ち上げます。このとき膝を90度に曲げたまま、足の裏が天井を向くようにします。
• 持ち上げるときに腰を反らさないように注意します。お尻の筋肉に意識を集中し、腰がひねられないように骨盤を安定させたまま行いましょう。
• 上体は動かさずに固定し、持ち上げた脚が上半身のラインより少し高くなるくらいまで持ち上げます。
2. お尻の収縮を意識する
脚を持ち上げた際に、お尻の筋肉(大臀筋)が収縮しているのを感じましょう。1~2秒ほどキープすると効果が高まります。
3. 元の位置に戻す
ゆっくりと脚を下ろし、スタートポジションに戻しますが、完全には床につけず、少し浮かせた状態で次の動作に移ります。
4. 反対側も同様に行う
左脚でも同じ動作を繰り返します。
ポイント
• 呼吸
脚を持ち上げるときに息を吐き、下ろすときに息を吸います。
• お尻に効かせる
腰を反らせず、お尻の筋肉を使って脚を持ち上げるように意識します。
• 動作のスピード
ゆっくりと動作を行うことで筋肉にしっかりと負荷がかかります。勢いを使わず、コントロールしながら行いましょう。
回数とセット数
• 初心者の場合
各脚10〜15回を1セットとして、2〜3セット行うのが目安です。
• 慣れてきた場合
各脚20回まで増やしたり、セット数を3〜4セットに増やすとより効果的です。
バリエーション
• アンクルウェイトを使う
足首にウェイトをつけると負荷が増し、お尻への刺激が強くなります。
• バンド(レジスタンスバンド)を使う
脚にバンドを巻くことで抵抗が加わり、筋肉への負荷がさらに高まります。
• サイドドンキーキック
脚を真上ではなく、斜め外側に持ち上げることで、中臀筋(お尻の横の筋肉)に刺激を与えることができます。
注意点
• 腰や背中の動きに注意
腰を反らさないようにし、お尻の筋肉を使って動作することを意識します。背中をまっすぐに保ちながら行うことで、腰への負担を減らせます。
• 痛みがある場合
膝や腰に違和感や痛みを感じる場合は無理をせず、フォームを見直しましょう。
自重ドンキーキックは、自分の体重だけでお尻を集中的に鍛えられるエクササイズです。フォームをしっかりと意識し、安定した動きで行うことで効果を感じやすくなりますので、ぜひ取り入れてみてください。
トレーニングのコツ
1 動かしている筋肉を意識し集中する
筋肉の効率的な使用: 筋肉を意識することで、正しいフォームを保ち、ターゲットとなる筋肉に適切に負荷をかけることができます。例えば、スクワットでお尻や太ももを意識すると、これらの筋肉により多くの負荷がかかり、効果的にトレーニングできます。
フォームの改善: トレーニング中に意識的に筋肉を使うことで、姿勢や動作が改善され、フォームが安定します。正しいフォームを取ることで、怪我のリスクを減らし、トレーニング効果を最大化することができます。
筋肉の収縮を促進: 筋肉を意識することで、筋肉の収縮をより強く感じることができます。これにより、筋肉の働きを最大限に引き出すことができ、トレーニングの効果を高めることが可能です。
神経筋の接続強化: 筋肉を意識することで、脳と筋肉のつながり(神経筋接続)が強化されます。この強化された接続により、効率的に筋肉を動かしやすくなり、筋力や筋肉の発達が促進されます。
集中力の向上: 使用している筋肉を意識することは、トレーニング中の集中力を高め、無駄な動作を避けることができます。集中して筋肉を動かすことにより、トレーニングの質が向上します。
筋肉を意識することは、トレーニングの効果を最大化し、より効率的に筋力や筋肉の発達を促進するために非常に重要です。
2 しっかりと可動域を確保する
関節の可動域の向上: 可動域を広げることで、関節がより多くの動きをすることができ、トレーニングや日常生活での動作の効率が向上します。関節の可動域が制限されていると、動作が不自然になり、筋肉や関節に無理な負担がかかることがあります。
怪我の予防: 可動域が狭いと、動作中に関節や筋肉に過度なストレスがかかり、怪我を引き起こすリスクが高まります。可動域を広げることで、関節が柔軟に動き、衝撃をうまく吸収できるようになり、怪我を予防することができます。
筋肉のバランスを改善: 可動域を広げることで、筋肉の柔軟性が向上し、筋肉のバランスが良くなります。これにより、トレーニングのパフォーマンスが向上し、筋肉の成長が促進されます。
パフォーマンスの向上: 可動域を広げることで、運動の範囲が増え、より効率的に力を発揮することができます。たとえば、スクワットやデッドリフトなどの動作では、可動域を広げることで深い位置まで動作でき、より多くの筋肉を使うことができるようになります。
姿勢の改善: 可動域を広げることで、筋肉や関節の柔軟性が向上し、姿勢が改善されることがあります。柔軟な筋肉や関節は、正しい姿勢を保つのに役立ちます。
可動域を取ることは、トレーニング効果を最大化し、体の健康を維持するために非常に重要です。
3 フォームを意識する
怪我の予防: 正しいフォームを保つことで、関節や筋肉に不必要な負荷をかけず、怪我を防ぐことができます。例えば、スクワットやデッドリフトで腰を曲げたまま行うと、腰に過度の負担がかかり、腰痛などの怪我を引き起こす可能性があります。正しいフォームでは、体の各部位が適切に動き、負荷を分散させることができます。
トレーニング効果の向上: フォームを意識することで、ターゲットとなる筋肉に適切な刺激を与え、効果的に筋力や筋肉の成長を促進できます。フォームが崩れると、他の筋肉や関節が余分に働き、目的の筋肉に十分な負荷がかからなくなります。
筋肉の効率的な使用: 正しいフォームでは、筋肉が効率的に収縮し、トレーニング中に最大の効果を発揮できます。たとえば、ベンチプレスで肩や胸の筋肉を意識してフォームを整えることで、より効果的に胸筋を刺激することができます。
姿勢の改善: トレーニング中に正しいフォームを意識することで、日常生活の姿勢も改善されることがあります。良いフォームは姿勢を安定させ、腰や背中、肩などの筋肉を正しく使うことに繋がります。
パフォーマンスの向上: フォームを正確に保つことで、筋肉の可動域を最大限に活用でき、運動パフォーマンスが向上します。たとえば、深くスクワットを行うことで、太ももやお尻の筋肉を十分に鍛えることができ、トレーニングの効果を最大化できます。
正しいフォームを意識することで、安全で効果的なトレーニングができ、筋肉の成長やパフォーマンス向上を促進します。
4 負荷を徐々に増やす
漸進的過負荷(Progressive Overload): 筋肉や体力を向上させるためには、徐々にトレーニングの負荷を増やしていく必要があります。これを「漸進的過負荷」と呼び、体が負荷に適応し、筋肉が成長するためには、時間をかけて強度を上げることが求められます。急激な負荷の増加は怪我を引き起こすリスクが高くなります。
筋肉の適応を促進: 筋肉は、一定の負荷に慣れると、それ以上の成長を止めてしまいます。負荷を少しずつ増やすことで、筋肉は新たな刺激に対応し、より強くなります。この適応過程が筋力や筋肉の成長を促進します。
怪我の予防: 急激に負荷を増やすと、筋肉や関節に過度のストレスがかかり、怪我を引き起こす可能性があります。徐々に負荷を増やすことで、体が新しい負荷に適応できるようになり、怪我のリスクを減らします。
持続的な進歩: 体力や筋力を向上させるには、継続的に少しずつ負荷を増やし、トレーニングに挑戦していくことが重要です。負荷を増やし続けることで、進歩が見込めます。
神経系の適応: 筋力だけでなく、神経系も負荷に適応します。初期のトレーニングでは、神経系の適応が主に進みますが、負荷を増やすことで神経系と筋肉が協力し、より効率的に力を発揮できるようになります。
負荷を徐々に増やすことは、筋力や体力を効果的に、かつ安全に向上させるための重要な戦略です。
5 週に2~3回を目安に継続的に行う
回復時間の確保: トレーニングを行うと、筋肉や体に負荷がかかり、微細な損傷が生じます。回復期間を設けることで、筋肉が修復され、強くなる時間を確保できます。週2〜3回程度が最適な回復時間を提供します。
オーバートレーニングの防止: 毎日トレーニングを行うと、過度な負荷がかかり、体が十分に回復できないことがあります。これにより、パフォーマンスの低下や怪我のリスクが高まります。週に2〜3回のトレーニングは、オーバートレーニングを防ぐために適切です。
持続可能なトレーニング計画: 週2〜3回という頻度は、仕事や生活のスケジュールに組み込みやすく、長期的に継続しやすいペースです。継続することで、効果的に筋力や体力が向上します。
トレーニング効果の最大化: 適切な頻度でトレーニングを行うことで、筋肉が成長しやすく、エネルギーや集中力も維持しやすくなります。
これらの理由から、週に2~3回のトレーニングが多くの人にとって効果的で、健康的なトレーニングプランとされています。
6 栄養と休息をしっかりと取る
筋肉の成長と修復のため
トレーニングでは筋肉に負荷がかかり、筋繊維が微細な損傷を受けます。この損傷を修復する過程で、筋肉が強く、また太く成長します。これを「超回復」と呼びます。
たんぱく質の役割
筋肉の主成分はたんぱく質で、トレーニング後に損傷した筋繊維を修復するためには、たんぱく質が必要です。たんぱく質に含まれるアミノ酸が筋肉を修復・成長させる材料となります。
栄養のタイミング
トレーニング後の30分から1時間は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、栄養が吸収されやすい時間帯です。この時にたんぱく質を含む食事を摂取することで、筋肉の成長が促進されやすくなります。
エネルギー補給で疲労回復をサポート
トレーニングで消費したエネルギーを回復させるためには、適切な栄養補給が欠かせません。
炭水化物の役割
トレーニングで消費されるエネルギー源の一つが「グリコーゲン」という筋肉内に蓄えられた炭水化物です。トレーニング後に炭水化物を摂取することで、グリコーゲンが補充され、次のトレーニングに向けて十分なエネルギーが確保されます。
水分とミネラルの補給
トレーニング中には汗とともに水分やミネラルが失われます。水分補給とともに、ナトリウムやカリウムなどのミネラルを摂ることで、筋肉の収縮機能を正常に保ち、筋肉のけいれんや疲労を防ぎます。
ホルモン分泌を促し、筋肉成長をサポート
十分な休息と栄養補給は、筋肉の成長に必要なホルモン分泌にも重要な役割を果たします。
成長ホルモンの分泌
成長ホルモンは筋肉の回復と成長を促すホルモンで、特に睡眠中に多く分泌されます。深い睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌が促進され、トレーニングで損傷した筋肉がより早く、効率よく回復します。
テストステロンの分泌
テストステロンは筋肉の成長を促進するホルモンで、良質な睡眠や適切な栄養摂取によって分泌が促されます。特に脂質を適度に摂取することは、テストステロンの生成に役立ちます。
免疫力の維持とケガの予防
トレーニングは体にとって一種のストレスであり、激しい運動を繰り返すと免疫力が低下することがあります。適切な栄養と休息は、免疫力を維持し、ケガのリスクを減らすために重要です。
ビタミンとミネラルの役割
ビタミンCやE、亜鉛などの栄養素は、筋肉の回復を助け、免疫力を維持する役割があります。特に抗酸化作用のあるビタミンは、トレーニングで発生する酸化ストレスから細胞を保護します。
炎症の抑制
トレーニング後に十分な休息を取ることで、筋肉の炎症が抑えられ、ケガのリスクが低くなります。休息をとることにより、筋肉が回復し、次のトレーニングに備えることができます。
メンタルリフレッシュと集中力向上
トレーニングには精神的な集中力も必要です。栄養と休息をしっかりと取ることで、気力や集中力が回復し、モチベーションを保ちやすくなります。疲労が溜まった状態でトレーニングを続けると、フォームが崩れやすくなり、ケガの原因にもなります。
7 バランスの取れたプランを立てる
筋肉のバランス向上
• 上半身、下半身、コアをバランスよく鍛えることで、筋肉のバランスが良くなり、体の力強さや安定性が向上します。特に、コア(腹筋や背筋)は全身の動きに重要な役割を果たすため、これを鍛えることは全体的なパフォーマンス向上につながります。
全体的なパフォーマンス向上
• バランスの取れたトレーニングにより、特定の筋肉群に偏らず、体全体の筋力や体力が向上します。これにより、例えばスポーツや日常生活での動作が効率的かつスムーズに行えるようになります。
姿勢の改善
• 筋肉が不均衡に鍛えられると、姿勢が悪くなりやすいです。例えば、胸の筋肉ばかりを鍛えて背中を無視すると、肩が前に出て猫背になりやすくなります。バランスの取れたプランでは、筋肉群を均等に鍛えるため、姿勢が改善されます。
持続的な進歩
• 一部の筋肉だけを集中的に鍛えると、ある筋肉群は強化される一方で、他の筋肉群が成長しにくくなります。バランスよく筋肉を鍛えることで、筋力の向上が均等になり、トレーニングの効果を最大化できます。
体全体の代謝向上
• 下半身、大きな筋肉群を鍛えることは、全身の代謝を高める効果があります。バランスの取れたプランでは、全身を刺激することができ、脂肪燃焼や体力向上に役立ちます。
体型のバランスを保つ
• バランスよく筋肉を鍛えることで、体型のバランスも良くなり、より健康的で引き締まった体を作ることができます。偏ったトレーニングでは、特定の部位だけが発達し、不自然な体型になりやすくなります。
今回は自宅で出来るヒップアップトレーニング5種目とトレーニングのポイントを紹介しました。
これからトレーニングを始めようとしている方やヒップアップトレーニングのやり方が分からない方は是非この記事を読んで試してみてください。
また、個人的に目指されてる体に対してパーソナライズされたメニューの作成。
トレーニングのフォームや、動作中アドバイス、動作中の意識等。
最短で身体を変えたい人は、当ジムで無料体験を行なっていますので是非一度ご利用頂ければと思います!
Y BODY STANDARDでは、ブログだけではなく、公式Instagramでもトレーニング情報を発信しておりますので、隙間時間にチェックしてください。
公式Instagram https://www.instagram.com/ybodystandard?igsh=MXc3OHlsemMyaXp4cg==
自宅トレーニング https://www.instagram.com/kintoreoniisantachi?igsh=dDM2OHp1MmV1Z2ly
初めまして!Y BODY STANDARDトレーナーの松崎裕希と申します。私を通してフィットネスを生活の一部として楽しんで頂けるお客様が増えたら良いなと考えています!!そのきっかけを全力でサポートしていきますので、一緒に頑張って行きましょう!お会いできる日を楽しみにしております!!!
取得資格
「シナプソロジーインストラクター」 「JATI-ATI」
日本コアコンディショニング協会認定RSアドバンストトレーナー」「Basic Exercise Instructor」
実績
2023年 FWJ MID JAPAN CHAMPIONSHIPS Men's Physique Novice 2位入賞
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