【ヒップアップにオススメの種目】
2024/11/07

【ヒップアップにオススメの種目】

ヒップアップに効果的な種目はいくつかあります。以下におすすめのエクササイズを紹介します。これらを取り入れることで、臀部(おしり)の筋肉を鍛え、引き締まったヒップラインを目指せます。

1. グルートブリッジ(ヒップリフト)

方法:仰向けに寝て、膝を曲げ、足を床につけます。お尻を締めるように意識しながら、ゆっくり腰を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにします。その後、ゆっくり元の位置に戻します。

ポイントお尻の筋肉を意識する

ポイント:ヒップリフトでは、特にお尻の大きな筋肉(大臀筋)を意識しましょう。腰ではなく、お尻の筋肉を使って上げることで、より効果的にヒップアップにつながります。

やり方:腰を持ち上げる際にお尻をぎゅっと締める感覚を意識します。持ち上げたときのトップポジションで2〜3秒ほどキープすると効果がアップします。

かかとに重心を置く

ポイント:かかとに体重をかけると、お尻と太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)に負荷がかかりやすくなります。

やり方:足裏全体を床につけますが、重心はかかと寄りに置き、つま先にはあまり力を入れないようにしましょう。

 腰を反らないようにする

ポイント:腰を反りすぎると腰に負担がかかり、効果が半減します。腰ではなく、お尻の筋肉を使って上げることを意識しましょう。

やり方:骨盤を少し後傾させ、腰を浮かせるのではなく、お尻から持ち上げるように意識するとよいです。

上げすぎず、膝から肩までを一直線に保つ

ポイント:上げすぎると腰に負担がかかるので、膝から肩までが一直線になる位置で止めます。

やり方:持ち上げたときに肩、腰、膝が一直線になることを確認し、自然な位置でキープします。

呼吸を止めない

ポイント:力を入れるときに息を吐き、リラックスする際に息を吸うことで、筋肉の動きをサポートします。

やり方:腰を持ち上げるときに息を吐き、下ろすときに吸うリズムを意識しましょう。

回数とセット数の目安

ポイント:1セット10〜15回を目安に、2〜3セット行います。筋肉が慣れてきた場合は、回数やセット数を増やす、もしくはダンベルやバンドを使用して負荷をかけていくとさらに効果的です。

より効果を高めるためのバリエーション

片脚ヒップリフト:片脚を上げた状態でヒップリフトを行うことで、片側のお尻により強い負荷がかかります。

ダンベルを使う:骨盤の上にダンベルを置くと、負荷が増え、さらに効果が上がります。ダンベルを使う際は、しっかりと固定して動作中に安定させましょう。

2. スクワット

方法:足を肩幅に開き、つま先を少し外側に向けます。膝がつま先の方向に向くようにしながら、椅子に座るイメージでお尻を後ろに突き出し、ゆっくり腰を下ろします。その後、元の位置に戻ります。

ポイント足幅とつま先の位置を調整する

ポイント:足は肩幅程度に広げ、つま先は自然にやや外側に向けます。これは膝が内側に入るのを防ぎ、股関節の動きがスムーズになります。

やり方:足幅やつま先の向きは少し調整しながら、自分が一番やりやすい自然なポジションを見つけてください。

膝とつま先の向きを揃える

ポイント:膝はつま先の方向と同じ向きに保ち、内側に倒れないように意識します。膝が内側に入るとケガのリスクが高まります。

やり方:動作中、膝がつま先の方向に向いているかを確認し、鏡を使ってチェックすると良いでしょう。

背筋をまっすぐ保つ

ポイント:スクワットでは、背中が丸くなったり反ったりしないように、背筋をまっすぐ保つことが重要です。

やり方:視線をやや前方に向け、胸を張るようにして背筋をまっすぐにキープします。上体が前に倒れすぎないように、頭から腰までを一直線に保つことを意識しましょう。

お尻を後ろに引く

ポイント:お尻を後ろに引きながらしゃがむことで、太ももやお尻にしっかりと負荷がかかります。

やり方:椅子に座るようなイメージで、お尻を後方に引きながらゆっくりと腰を下ろします。膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。

かかとに重心を置く

ポイント:つま先ではなく、かかとに重心を置くことで、お尻と太ももの筋肉がしっかりと使われます。

やり方:動作中は常にかかとが浮かないように意識し、床にしっかりとつけて支えるようにします。

上体をコントロールして動作する

ポイント:しゃがむときも立ち上がるときも、ゆっくりと動作をコントロールすることで、筋肉にしっかりと負荷がかかります。

やり方:反動を使わず、特に上体を起こす際にお尻を締めるように意識して、動きをコントロールしましょう。

呼吸を意識する

ポイント:しゃがむときに息を吸い、立ち上がるときに息を吐きます。これにより、動作がスムーズになり、体幹が安定します。

やり方:リズムよく、動作と呼吸を合わせることを意識します。

回数とセット数の目安

ポイント:初心者は10〜15回を1セットとして、2〜3セット行うと良いでしょう。筋力がついてきたら、ダンベルやバーベルを使って負荷を増やすのも効果的です。

やり方:セット間にしっかり休憩を入れ、フォームが崩れないように注意します。

より効果を高めるバリエーション

ジャンピングスクワット:立ち上がるときにジャンプを加えることで、瞬発力と心肺機能の向上にも効果があります。

バーベルスクワット:バーベルを担ぐことで負荷が上がり、下半身全体の筋力強化に繋がります。

ブルガリアンスクワット:片足を台に乗せることで、片側の筋肉をより集中的に鍛えることができます。

スクワットは下半身全体にしっかりと負荷がかかるため、ポイントを意識して正しいフォームで行うことが大切です。鏡を使って自分のフォームを確認し、体に負担がかからないように行うことで、より効果的なヒップアップや脚の引き締めが期待できます。

3. ブルガリアンスクワット

方法:片足を後ろの台や椅子に乗せ、前足で体を支えます。前の足をゆっくり曲げながら腰を下げ、その後、元の位置に戻します。片側ずつ行いましょう。

ポイント足の置き方と姿勢を確認する

ポイント:前の足と後ろの足の間隔を広く取り、安定した姿勢を保ちます。前の膝がつま先より前に出ない位置で、後ろ足は台や椅子に乗せます。

やり方:片脚を後ろの台や椅子に乗せ、前足はしっかりと床につけます。膝がつま先の上に位置するよう、足の位置を調整しましょう。

背筋をまっすぐに保つ

ポイント:前傾しすぎたり、反りすぎたりせずに、背筋をまっすぐ保つことで体幹が安定し、筋肉に効果的な負荷をかけられます。

やり方:上体を真っ直ぐに保ち、視線を前に固定します。胸を張るようにしながら、背中が丸くならないように意識しましょう。

膝とつま先の向きを揃える

ポイント:膝が内側に入らないように、つま先の方向と膝の向きを揃えることで、膝への負担が軽減されます。

やり方:しゃがむときに、前の膝がつま先と同じ方向に向いているかを確認し、安定した動作を意識します。

お尻と太ももに効かせる

ポイント:お尻と太ももの筋肉を意識しながら動作を行うことで、ヒップアップや脚の引き締め効果が高まります。

やり方:体を下げるときに前の足のかかとに体重をかけ、立ち上がる際にお尻を締めるように意識します。後ろの足はあくまでバランスを取るために置いているので、力を入れすぎないようにしましょう。

バランスを意識する

ポイント:片足で体を支えるため、バランスが崩れやすいです。コア(体幹)を意識して安定させましょう。

やり方:バランスが取りづらい場合は、壁や椅子に手を軽く添えてもOKです。慣れてきたら手を離して行い、よりバランス力を鍛えます。

ゆっくりと動作をコントロールする

ポイント:ゆっくりとした動作で筋肉にしっかりと負荷をかけます。反動を使わないことで、筋肉が効率よく鍛えられます。

やり方:しゃがむときも立ち上がるときも、筋肉を意識しながら動作をコントロールしましょう。特に、しゃがむ際は重力に逆らうようにゆっくり下ろします。

呼吸を意識する

ポイント:下がるときに息を吸い、立ち上がるときに息を吐きます。呼吸を意識することで、体幹が安定し、より効果的にトレーニングが行えます。

やり方:立ち上がるときに息を吐きながらお尻を締め、自然なリズムで呼吸を整えます。

ダンベルやバーベルを使う(上級者向け)

ポイント:負荷を追加すると、より強い刺激が筋肉に加わり、筋力向上や引き締め効果が高まります。

やり方:慣れてきたら、両手にダンベルを持つか、バーベルを肩に担いで行いましょう。ダンベルは体の横に自然に垂らし、バランスが崩れないように注意します。

回数とセット数の目安

ポイント:10〜12回を1セットとし、左右それぞれ2〜3セット行います。フォームが崩れない範囲で無理せず行いましょう。

ブルガリアンスクワットは効き目が強いエクササイズなので、最初は体重のみで行い、フォームをしっかり固めることが大切です。コツをつかむとお尻と脚にしっかり負荷をかけられるので、継続することでヒップアップや脚の引き締めに役立ちます。

4. ランジ

方法:片足を前に大きく踏み出し、膝を曲げて腰を下ろします。後ろの膝が床につくギリギリまで下げたら、元の位置に戻ります。左右交互に行います。

ポイント足の幅と位置を意識する

ポイント:前後の足の位置が近すぎたり、横にずれたりするとバランスが崩れやすくなるので、前後の足をしっかりと広げましょう。

やり方:片脚を前に出して、膝がつま先の真上に来るように調整します。後ろの足は後方に引き、つま先をまっすぐ前に向けます。

膝の向きをつま先と揃える

ポイント:膝がつま先より内側に入ると膝を痛めるリスクがあるので、つま先と膝の向きを合わせます。

やり方:前脚の膝がつま先より前に出ないように、かつつま先と同じ方向を向くようにします。

背筋を伸ばして上体をまっすぐに保つ

ポイント:背中が丸くなったり、前傾しすぎると腰や体幹に負担がかかります。背筋を伸ばし、上体をまっすぐに保ちます。

やり方:視線をまっすぐ前に向け、胸を張るように意識します。頭から腰までが一直線になるように姿勢をキープしましょう。

 前のかかとに重心を置く

ポイント:前の足のかかとに重心を置くことで、お尻と太ももにしっかりと負荷がかかります。

やり方:後ろ脚は軽く支える程度にして、前脚のかかとで体を支える感覚を意識します。

ゆっくりと動作をコントロールする

ポイント:ゆっくりとした動作で筋肉に負荷をかけ、効果を高めます。反動を使わず、筋肉を意識して動かします。

やり方:しゃがむときはゆっくりと重心を下ろし、立ち上がるときも反動を使わず、じっくりとお尻と太ももを使って体を持ち上げます。

呼吸を意識する

ポイント:しゃがむときに息を吸い、立ち上がるときに息を吐くことで、動作がスムーズになり、体幹が安定します。

やり方:息を吐きながら立ち上がり、息を吸いながらゆっくりとしゃがむことで、リズムよく動作を行います。

回数とセット数の目安

ポイント:初心者は左右各10〜12回を1セットとして、2〜3セット行うのが目安です。慣れてきたら、回数を増やしたり、重りを持ったりして負荷を上げましょう。

バリエーションで負荷を調整する

ウォーキングランジ:ランジを行いながら前に進むことで、下半身全体にバランス力と持久力が加わります。

ダンベルランジ:ダンベルを両手に持つことで、負荷が増えて筋力アップにつながります。

ジャンピングランジ:ランジ姿勢からジャンプして左右の足を入れ替えることで、瞬発力や心肺機能の向上にも効果があります。

まとめ

ランジは片脚ずつ負荷がかかるため、フォームを意識して行うことが非常に重要です。姿勢を保ちながらお尻や太ももを意識して取り組むことで、ヒップアップや脚の引き締めに効果的です。鏡でフォームを確認しながら行うと、バランスが取りやすくなり、正しい動作で効率よく筋肉を鍛えることができます。

5. ヒップアブダクション(サイドレッグリフト)

方法:横向きに寝転び、上の足をゆっくり上げて下ろす動作を繰り返します。立って行う場合は、立ったまま片足を横に上げる動きです。

ポイント姿勢を安定させる

ポイント:腰や上半身が動かないように、安定した姿勢で行います。特に腰が反ったり、上体が傾いたりしないよう注意しましょう。

やり方:椅子や壁に手を添えると安定します。また、マシンを使う場合は背もたれにしっかりと背中をつけ、体がブレないように固定します。

お尻の外側を意識する

ポイント:ヒップアブダクションでは、お尻の外側(中臀筋)が主に使われるので、ここに効いていることを意識します。

やり方:脚を開くときにお尻の外側をぎゅっと引き締める感覚を意識しながら行います。脚を広げたところで1〜2秒キープすると、さらに効果が高まります。

ゆっくりと脚を開く・閉じる

ポイント:勢いをつけず、ゆっくりとした動作で行うことで、筋肉にしっかりと負荷をかけられます。

やり方:脚を開くときも閉じるときも、コントロールして動作を行います。特に脚を戻すときに力を抜かず、筋肉を意識しながらゆっくりと戻すようにしましょう。

可動範囲を広げすぎない

ポイント:無理に脚を開きすぎると股関節に負担がかかるため、自然な範囲で行いましょう。

やり方:自分が自然に開ける範囲内で、痛みや違和感がない範囲まで広げます。開きすぎてフォームが崩れないように気をつけましょう。

体幹を安定させる

ポイント:体幹をしっかり安定させることで、ターゲットであるお尻に効きやすくなります。

やり方:お腹に軽く力を入れて体幹を意識し、腰が反ったり上半身が動いたりしないようにします。横向きで行う場合も、体が丸まらないように背中をまっすぐ保ちましょう。

呼吸を整える

ポイント:息を止めず、自然な呼吸を意識することで、筋肉に酸素が行き渡り、動作がスムーズになります。

やり方:脚を開くときに息を吐き、閉じるときに息を吸います。自然な呼吸リズムを保ちながら動作を繰り返しましょう。

 回数とセット数の目安

ポイント:1セット15〜20回を目安に、2〜3セット行うと良いでしょう。負荷が足りないと感じた場合は、チューブやアンクルウェイトを使っても効果的です。

やり方:回数を重ねることで、お尻の外側にしっかりと負荷がかかる感覚が得られます。筋肉に効いているのを感じながら行いましょう。

バリエーションで変化を加える

サイドレッグリフト:横向きに寝て片脚を上げるサイドレッグリフトも、ヒップアブダクションの効果を引き出せるバリエーションです。

マシンヒップアブダクション:ジムのマシンを使うと、負荷を調整しやすく、お尻の外側を集中的に鍛えられます。

バンドアブダクション:チューブやバンドを使って抵抗を加えたアブダクションも、お尻に効果的な刺激を与えられます。

ヒップアブダクションはお尻の外側を引き締め、脚全体のラインを整えるのに効果的なエクササイズです。ポイントを意識して取り組むことで、ヒップアップや美しいヒップラインの形成に役立ちます。

6. デッドリフト

方法:腰を引きながらダンベルやバーベルを持ち上げる動作です。膝を軽く曲げ、上体を前傾させるときに、お尻を後ろに突き出します。その後、お尻を締めながら元の姿勢に戻します。

ポイント足幅とスタンスを調整する

ポイント:足は肩幅または腰幅に広げ、つま先はやや外側を向けることで安定感が増します。

やり方:肩幅程度に足を開き、つま先を軽く外側に向けます。バーベルは足の真上(足の甲の中央あたり)に来るようにセットします。

背筋をまっすぐに保つ

ポイント:背中が丸まらないように意識し、背筋をまっすぐに保つことで腰のケガを防ぎます。

やり方:胸を張り、肩甲骨を引き寄せるようにします。上体を前傾させる際、背中が丸まらないように注意してください。

ヒップを引き、股関節を使う

ポイント:膝ではなく股関節から体を折るように動作することで、お尻とハムストリングスに効果的に負荷がかかります。

やり方:ヒップを後方に引きながらしゃがむように動作を開始します。膝ではなく、股関節を使って上体を前傾させます。

バーベルを体に近づける

ポイント:バーベルを体から離さずに引き上げることで、腰にかかる負担を軽減し、背中や脚の筋肉に負荷を集中できます。

やり方:バーベルはすねに沿わせるように持ち上げ、常に体に近い位置を通るようにします。

脚と腰を同時に伸ばす

ポイント:脚で地面を押しながら、腰を引き上げていくことで、全身をバランスよく使えます。

やり方:バーを引き上げるときは、膝と腰を同時に伸ばすようにして、力を均等に伝えます。膝を先に伸ばしてしまうと腰に負担がかかるので注意しましょう。

体幹に力を入れる

ポイント:体幹をしっかりと固めておくことで、腰への負担を減らし、重さを安定して持ち上げることができます。

やり方:お腹に軽く力を入れ、腹圧をかけて体幹を安定させます。ベルトを使う場合も腹圧を意識しましょう。

肩と首をリラックスする

ポイント:肩や首に力を入れず、背中で引くイメージで行うことで、筋肉に無駄な負担がかかりにくくなります。

やり方:肩をすくめず、リラックスした状態で動作を行います。首も自然な位置を保ち、下を見ずに少し前方を見るようにします。

動作のスピードをコントロールする

ポイント:持ち上げるときも下ろすときも、反動を使わずにコントロールしながら行うことで、筋肉にしっかりと負荷をかけられます。

やり方:特にバーベルを下ろすときに急がず、筋肉を意識しながらゆっくりと戻しましょう。

 呼吸を意識する

ポイント:持ち上げるときに息を吐き、下ろすときに息を吸うことで、体幹が安定し、動作がスムーズに行えます。

やり方:セット前に息を大きく吸い、体幹を固めてから持ち上げ、立ち上がるときに息を吐きます。下ろすときは再び息を吸い、次の動作に備えます。

回数とセット数の目安

ポイント:筋力や目的に応じて設定します。一般的には、8〜12回を1セットとして、2〜3セット行うと良いでしょう。高重量を扱う場合は、5回程度で行うこともあります。

バリエーションを取り入れる

ルーマニアンデッドリフト:膝をあまり曲げず、ハムストリングスとお尻に集中的に負荷をかけるバリエーション。

スモーデッドリフト:足を広めに開き、内ももやお尻に負荷を集中させます。

シングルレッグデッドリフト:片脚で行うことで、バランス力と片側の筋力を鍛えられます。

デッドリフトは体全体を強化する非常に効果的なエクササイズですが、フォームが崩れると腰を痛めやすい種目でもあります。上記のポイントを意識して取り組むことで、筋肉に効かせつつ安全にエクササイズを行いましょう。

7. ファイヤーハイドラント

方法:四つん這いの状態で片足を横に持ち上げます。膝は90度に曲げたまま、お尻の筋肉に負荷をかけるよう意識します。

ポイント姿勢を安定させる

ポイント:四つん這いの姿勢で、体幹を安定させることが重要です。背中が丸まったり反ったりしないように注意しましょう。

やり方:肩の真下に手首、腰の真下に膝がくるように四つん這いの姿勢を取ります。背中はまっすぐを保ち、目線は床を向けます。

体幹に力を入れる

ポイント:体幹をしっかりと固定することで、脚の動きがブレず、より効果的にお尻に負荷がかかります。

やり方:お腹に軽く力を入れて、お腹と背中が安定するようにします。背中が反ったりお腹が落ちたりしないように注意しましょう。

脚を横に持ち上げる

ポイント:お尻の外側(中臀筋)に効かせるため、脚を真横に上げる意識を持ちます。

やり方:片脚を膝を曲げたまま外側に持ち上げます。このとき、脚を高く上げすぎず、お尻がメインで動くように意識してください。

上体が動かないように注意する

ポイント:脚を上げる際に、上体が傾かないようにしましょう。上体が動くと、負荷が分散されて効果が薄れてしまいます。

やり方:脚を持ち上げても上体は床に対して水平に保つようにします。鏡でフォームをチェックするのもおすすめです。

脚をゆっくりとコントロールする

ポイント:脚を勢いで持ち上げるのではなく、筋肉を意識しながらゆっくりと持ち上げて、下ろすときも同様にコントロールしましょう。

やり方:持ち上げた脚は1〜2秒キープし、ゆっくりと元の位置に戻します。戻すときも重力に逆らうようにコントロールすると効果的です。

お尻に意識を集中する

ポイント:お尻の筋肉がしっかりと収縮しているのを感じながら動作を行うことで、ヒップアップ効果が高まります。

やり方:脚を持ち上げたときにお尻の外側が収縮する感覚を意識し、しっかりと筋肉に効いていることを感じましょう。

呼吸を意識する

ポイント:呼吸を止めないようにし、動作に合わせた自然な呼吸を心がけます。

やり方:脚を持ち上げるときに息を吐き、元の位置に戻すときに息を吸います。リズムよく呼吸を行うと、安定した動作がしやすくなります。

回数とセット数の目安

ポイント:初心者は左右それぞれ10〜15回を1セットとして、2〜3セット行うのが目安です。慣れてきたら回数やセット数を増やしても良いでしょう。

やり方:回数が増えるとお尻がより効いてくるのを感じられるようになるので、適度に負荷がかかる回数・セット数で調整します。

バリエーションでさらに効果をアップ

バンドを使う:脚にミニバンドを巻くことで、負荷が増えてお尻により強い刺激を与えることができます。

サークルレッグ:脚を上げた状態から小さな円を描くように動かすことで、さらに負荷がかかり、違った刺激を得られます。

ダンベルアドバンス:膝の裏に軽いダンベルを挟んで行うことで、さらに負荷がかかり効果的です。

ファイヤーハイドラントは、シンプルでありながらヒップアップ効果が高いエクササイズです。特に中臀筋や大臀筋を効果的に刺激し、引き締まったヒップラインを目指す方におすすめです。上記のポイントを意識しながら取り組むことで、効果的なトレーニングが可能になります。

これらの種目を週に2~3回、フォームをしっかり意識して行うと、お尻の筋肉が引き締まり、ヒップアップ効果が期待できます。また、ストレッチや休息も取り入れて、筋肉をケアしながら続けて行きましょう。

ヒップアップするとどんな効果がある?

ヒップアップには、見た目や健康面など、さまざまな効果があります。お尻の筋肉を引き締め、ヒップラインを整えることにより、次のようなメリットが期待できます。

1. スタイルアップ・美しいシルエット

ヒップアップすると、お尻が引き締まり、立体的でバランスの取れたシルエットになります。姿勢もよく見え、脚が長く見える効果があるため、全体のスタイルアップにつながります。引き締まったお尻はボディラインの改善に大きく貢献します。

2. 姿勢が改善される

お尻の筋肉(特に大臀筋と中臀筋)は、姿勢を支えるために重要な役割を果たしています。お尻が引き締まることで骨盤が安定し、猫背や反り腰の改善につながります。姿勢が整うことで、背中や腰にかかる負担が減り、体全体のバランスがよくなります。

3. 基礎代謝が上がる

お尻の筋肉は、体の中で特に大きい筋肉群の一つです。ヒップアップのトレーニングでお尻の筋肉を鍛えると、筋肉量が増えて基礎代謝が上がり、エネルギー消費が増加します。これにより、太りにくい体質の形成や、ダイエット効果が期待できます。

4. 運動パフォーマンスの向上

お尻の筋肉は、歩く・走る・ジャンプするといった基本的な動作において重要です。ヒップアップトレーニングでお尻の筋肉が強化されると、これらの動作がスムーズになり、スポーツや日常生活における運動パフォーマンスが向上します。特にランニングやジャンプ系のスポーツでは、大臀筋の強化がスピードやパワーの向上に大きく貢献します。

5. 腰痛や膝の痛みの軽減

お尻の筋肉が弱いと、骨盤や股関節の安定性が低下し、その分の負担が腰や膝にかかりやすくなります。ヒップアップトレーニングでお尻を強化すると、骨盤や股関節が安定し、腰や膝への負担が軽減され、腰痛や膝の痛みの予防・改善につながります。

6. 下半身全体の引き締め効果

お尻を鍛えると、太ももやふくらはぎも同時に刺激されることが多く、下半身全体の引き締め効果が期待できます。特にヒップアップに効く種目は、太ももや股関節周りの筋肉にも作用するため、全体的にスッキリと引き締まった下半身が目指せます。

7. メンタル面での効果

ヒップアップトレーニングを継続することで、体型の変化や体力の向上を感じられると、自己肯定感が高まります。体が変わることで達成感や充実感が得られ、トレーニングを続けるモチベーションにもつながります。また、エクササイズによる適度な疲労や達成感はストレス解消にもなります。

ヒップアップによって、美しいヒップラインだけでなく、健康的な体や動作能力の向上といった多面的な効果が得られます。特に姿勢や体幹の安定にも寄与するため、日常生活を快適にする重要なトレーニングの一つと言えるでしょう。

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