いくら腹筋をやっていても腹筋は割れない。
そんな知っているようで知らない腹筋の真実をお伝えしようと思います。
腹筋に対するいちばんの誤解。
それは「腹筋のトレーニングさえやっていれば腹筋が割れてくる」と勘違いしている人が多い点だろう。
みなさんの中にも腹筋を割るために、上体を繰り返し寝かせたり起こしたりする腹筋運動に励んできた人がいらっしゃるかもしれない。
そんな人々は、きっと“えっ、ウソ、!?”と驚いているのではなかろうか。
では、いったい腹筋を割るにはどうすればいいのか?
それには、体脂肪を落とすことだ。
意外に知られていないのだが、いわゆる「6パック」は腹部体脂肪の減少によって起こる現象なのである。
もちろん、日々腹筋のトレーニングをがんばっていれば、腹直筋などが太くなってはくるので、浮き出てきた腹筋を多少目立たせることにはつながるかもしれない。
しかしながら、「筋肉が割れたように浮き出てくる」という現象そのものは、「体脂肪の減少」という条件が満たされなければ絶対に起こり得ない。
では、効率よく腹筋を割るには、どんな方法をとればいいのだろうか。
それには、とにかく体脂肪を落とさなくてはならない。
体脂肪を減らすために必要となるのは、やはり食事コントロールと、体脂肪をエネルギーとして使う有酸素運動である。
体内に入ってくるエネルギー量を減らし、体内から出ていくエネルギーを増やしていくのがいちばん効率的だ。
適度にバランスよく食事制限をしつつ、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をしっかり行なっていけば、徐々に体脂肪が減っていくことだろう。
そうすれば、おなかが引っ込み、だんだんと腹筋が浮き出てくるはずだ。
それと、強いて言うなら、体脂肪を減らすのと同時並行でクランチやレッグレイズなどの腹筋を強化するトレーニングを行なっていくといい。
体脂肪を落とすのと同時進行で腹筋を太くしていけば、より腹筋の盛り上がりがくっきりしてくるようになる。
そうすれば効率よく「6パック」をゲットできることだろう。
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