セロトニンは脳内にある神経伝達物質で、その効果はストレスに対してみられます。脳内のセロトニンが不足すると、不眠や協調性の欠如、鬱状態などメンタルヘルスにおいて日常生活に支障をきたしてしまいます。
セロトニンの分泌方法とは?
・腸内環境を整える
・炭水化物の摂取
・タンパク質の摂取
・日光を浴びる
・運動をする
セロトニンを増やすために最も重要なのは腸を整えることです。腸には大腸、小腸を合わせて1億個の神経細胞が集まっているとも言われ、腸は第2の脳とも呼ばれています。さらに脳と腸は、小腸の一部の細胞および大腸の細胞が神経を通じて密接に繋がっています。脳と腸がお互いに影響し合うことを(脳腸相関)と言えますが、セロトニンを増やすためには腸を整えることが有効です。
具体的には食物繊維を多く含む海藻類を食べて腸内環境を整えることです。海藻類に含まれる食物繊維には水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維があり、不水溶性食物繊維は体内の不溶な物質を速やかに排出してくれます。そのため、腸内環境が整い、神経細胞の働きも活発化していきます。
さらに食物繊維は胃で分解されず、大腸まで届くため腸内の乳酸菌やビフィズス菌の餌となり、いい働きをする善玉菌を増やしていきます。